高2冬のE判定から、志望校合格に近づくための勉強計画

こんにちは!個別指導塾Re:Study講師の伊藤です。

高校2年生の冬。

そろそろ受験を意識して模試を受ける機会も増えてきたのではないでしょうか。

そして、模試の結果を見て、

「志望校がE判定だった……」

「周りは受験勉強を始めているのに、自分は全然できていない」

「今から勉強しても、間に合わないんじゃないか?」

と不安になっている人もいると思います。

特に、国公立大学を目指している人にとって、E判定という結果はかなりショックですよね。

しかし、ここで諦める必要はありません。

結論から言います。

高2の冬にE判定だったとしても、これからの勉強次第で合格の可能性を高めることはできます。

ただし、何となく勉強時間を増やすだけでは不十分です。

大切なのは、今の自分に足りないものを把握し、受験本番までの勉強を逆算して考えることです。

今回は、高2の冬から受験本番までに何を勉強すればよいのか、時期ごとの学習計画を紹介します。

① まずはE判定の原因を分析する

最初にやってほしいのは、参考書を買うことでも、勉強時間を増やすことでもありません。

模試の結果を分析することです。

E判定といっても、その原因は人によって違います。

例えば、

・英語の単語や文法が身についていない

・数学の基本問題は解けるが、応用問題になると手が止まる

・理科の学習が遅れていて、未習範囲が多い

・国語や社会など、必要な科目の勉強が後回しになっている

・基礎知識はあるのに、時間が足りず得点できない

など、さまざまな原因が考えられます。

ここで注意してほしいのは、E判定だからといって、すべての科目を最初からやり直す必要はないということです。

例えば、英単語が十分に定着していないなら、難しい長文問題を大量に解くよりも、まずは単語を覚えることが優先です。

一方で、数学の基本問題が解けているなら、すべての公式を覚え直すよりも、解法を自分で判断する練習に時間を使った方がよい場合もあります。

まずは模試の結果を見て、

「何ができていないのか」
「なぜ点数が取れなかったのか」
「何から改善すべきなのか」

を整理しましょう。

勉強時間を増やす前に、勉強の方向性を決める。

これが受験勉強のスタートです。

② 高2の冬〜2月:基礎の穴を埋める

最初の目標は、基礎の立て直しです。

この時期に難しい問題ばかり解こうとする必要はありません。

むしろ、英語・数学を中心に、これまで習った内容のうち、理解が不十分な部分を確認していきましょう。

英語でやること

・英単語を毎日覚える

・英文法の苦手分野を復習する

・短い英文を使って、文の構造を理解する練習をする

特に英単語と英文法は、長文読解の土台になります。

単語の意味が分からず、文法も理解できていない状態では、長文問題を解いても十分な効果が得られません。

まずは、英文を読むために必要な知識を身につけましょう。

数学でやること

・学校の問題集で基本問題を解き直す

・苦手な単元を一つずつ復習する

・解説を読んで理解した問題を、自力で解き直す

数学では、解説を読んで「なるほど」と思うことと、自分で解けることは違います。

解説を閉じた状態でも解けるか、必ず確認してください。

この時期の目標

難しい問題に挑戦することよりも、基本問題を自力で解ける状態にすること。

ここをおろそかにすると、後から応用問題に取り組んだときに苦労します。

③ 高2の終わり〜高3の春:主要科目の基礎を固める

高校3年生になると、学校の授業に加えて受験を意識した演習も増えてきます。

そのため、高2の終わりから春にかけては、主要科目の基礎をできるだけ固めておきたい時期です。

英語

単語・文法の復習を継続しながら、英文解釈や長文読解にも取り組みます。

ここで意識したいのは、ただ日本語訳を覚えることではありません。

「どこで文が切れるのか」
「どの単語がどこにかかっているのか」
「なぜこの訳になるのか」

を説明できるようにしましょう。

数学

基本問題を繰り返すだけでなく、標準的な問題にも少しずつ取り組みます。

ただし、解けなかった問題を放置して、次々と新しい問題に進むのはおすすめしません。

解けなかった問題を、次に出てきたときには解けるようにすること。

これを繰り返すことが、実力を伸ばすうえで重要です。

理科

国公立大学の理系学部を目指す場合は、数学・英語だけでなく、理科の学習計画も必要です。

学校の進度を確認しながら、授業で習った内容を復習し、基本事項を理解しておきましょう。

未習範囲が多い場合は、どの時期までに学習を終えるのかも考えておく必要があります。

この時期の目標

主要科目の基礎を固めながら、標準的な問題に取り組める状態を目指すこと。

ただし、すべての科目を同時に完璧にする必要はありません。模試の結果や志望校の入試科目を踏まえて、優先順位を決めましょう。

④ 高3の春〜夏:標準問題を解く力を身につける

基礎がある程度固まってきたら、次は標準問題の演習です。

この時期は、知識を覚えるだけでなく、問題を見て解法を判断する練習を増やしていきます。

例えば数学なら、

「この問題は何の単元なのか?」
「どの公式を使うべきなのか?」
「最初に何を求めればよいのか?」

といったことを、自分で考えながら解いてみましょう。

英語なら、単語や文法の知識を長文の中で使えるか確認します。

理科なら、公式を覚えるだけでなく、問題の条件に合わせて使い分けられるかを練習します。

ここで重要なのは、問題を解いた数だけで満足しないことです。

問題集を何十ページ進めても、解けなかった問題をそのままにしていれば、同じところでつまずいてしまいます。

解く、間違える、原因を確認する、もう一度解く。

このサイクルを回していきましょう。

この時期の目標

基本知識を使って、標準的な問題を自力で解けるようにすること。

⑤ 高3の夏〜秋:志望校を意識した演習に進む

夏以降は、志望校の入試を意識した勉強に少しずつ移行していきます。

志望校の過去問を確認し、

  • どの科目の配点が高いのか
  • どの分野から出題されやすいのか
  • どの程度の難易度の問題が出るのか
  • 自分にはどのような対策が必要なのか

を把握しましょう。

ただし、基礎が不十分な科目で、過去問ばかり解くのはおすすめしません。

過去問を解いて弱点が見つかったら、その分野の参考書や問題集に戻って復習することも必要です。

過去問は、解くだけでなく、今後の勉強方針を決めるためにも使うものです。

また、国公立大学を目指す場合は、共通テストで必要な科目の対策も進めなければなりません。

個別試験で使う科目だけに偏らないよう、全体の学習計画を確認しておきましょう。

この時期の目標

志望校に必要な学力と、現在の自分の実力との差を把握し、その差を埋めること。

⑥ 高3の秋〜受験本番:得点力を高める

受験本番が近づいてきたら、演習と復習を繰り返しながら、実際の試験で得点する力を高めていきます。

この時期に大切なのは、ただ勉強量を増やすことではありません。

模試や過去問の結果を見て、

「どの問題を落としてはいけなかったのか」
「時間配分に問題はなかったか」
「知識不足なのか、解法の判断ミスなのか」

を分析しましょう。

そして、見つかった課題を一つずつ修正していきます。

例えば、基本問題のミスが多いなら、難しい問題ばかり解くよりも、基本問題の精度を高めた方が得点につながることがあります。

反対に、基本問題は安定して解けているのに応用問題で点数を落としているなら、応用演習に時間を使う必要があります。

受験直前まで、勉強の優先順位を見直し続けることが大切です。

⑦ ここまでのスケジュールは、全員に当てはまるわけではない

ここまで、高2の冬から受験本番までの学習計画を紹介しました。

しかし、注意してほしいことがあります。

それは、このスケジュールを全員が同じように進めればよいわけではないということです。

例えば、英語の基礎が十分に身についている人と、英単語や英文法から復習する必要がある人では、取り組むべき内容が違います。

数学も同じです。

基本問題が解けない状態なら、まずは基礎の復習が必要です。

一方、基本問題が安定して解けるなら、標準問題や応用問題に進んだ方がよいでしょう。

また、志望校によって必要な科目や難易度、配点も異なります。

だからこそ、

「高3になったら応用問題」「夏になったら過去問」と時期だけで決めるのではなく、自分の学力に合わせて勉強内容を決めることが重要です。

E判定という結果だけを見て焦るのではなく、今の自分に必要な勉強を見極めましょう。

まとめ:E判定を見て落ち込むだけで終わらせない

高2の冬にE判定を取ると、不安になるのは当然です。

しかし、模試の判定は、その時点での学力や志望校との距離を考えるための一つの指標です。

E判定だから合格できないと決まったわけではありませんし、反対に、今から勉強すれば必ず逆転合格できると保証されるわけでもありません。

大切なのは、結果を受け止めたうえで、これからの行動を変えることです。

今回紹介した内容をまとめると、

  1. 模試の結果から、自分の弱点を分析する
  2. 高2の冬から、基礎の穴を埋める
  3. 高3の春までに、主要科目の基礎を固める
  4. 高3の春〜夏は、標準問題を解く力を身につける
  5. 夏以降は、志望校に合わせた演習を進める
  6. 受験本番まで、弱点の分析と復習を繰り返す

という流れになります。

もちろん、必要な勉強は一人ひとり異なります。

だからこそ、まずは自分の現状を把握し、今やるべきことを明確にしましょう。

E判定を見て落ち込むだけで終わるのか。それとも、合格に近づくための行動を始めるのか。

これからの勉強を変えられるのは、今の自分です。

焦ってやみくもに勉強するのではなく、一つずつ課題を解決していきましょう。

Re:Studyでは、一人ひとりに合わせた受験勉強をサポートします

当塾(個別指導)では、生徒一人ひとりの模試の結果や学習状況を確認し、今の学力と志望校との距離を踏まえた学習計画を一緒に考えます。

「何から勉強すればよいのか」「どの参考書を、どの順番で進めるべきなのか」「今は基礎固めと応用演習のどちらを優先すべきなのか」といった疑問を整理し、限られた時間で何を優先するべきかを明確にします。単に授業を受けるだけでなく、学習相談と日々の勉強をつなげることで、自分に合った受験勉強を進められるようサポートします。

「模試でE判定が続いていて、何から始めればよいか分からない」「志望校に向けた勉強計画を立てたい」という方は、ぜひ一度当塾の無料体験授業にお越しください!

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