こんにちは!個別指導塾Re:Study講師の伊藤です。
突然ですが、みなさんは勉強中にスマホを触ってしまうことはありませんか?
最初は数学の問題を解いていたはずなのに、スマホが光ったので通知を確認する。
そのままSNSを開いて、友達の投稿を見る。
気づいたら動画まで見てしまい、いつの間にか15分、20分と時間が過ぎている
……。
「勉強しなきゃいけないのに、またスマホを見てしまった」
こんな経験がある人も多いのではないでしょうか。
そして、スマホを触ってしまうたびに、
「自分は集中力がないな……」
「もっと我慢しないといけないな……」
と思っているかもしれません。
結論から言います。
勉強中のスマホ対策で大切なのは、意志の力だけで我慢しようとしないことです。
スマホがすぐ手に取れる場所にあり、通知も届く状態なら、気になってしまうのは自然
なことです。
だからこそ、スマホを我慢するのではなく、スマホを気にしなくて済む環境を作りましょ
う。
今回は、勉強中にスマホを触ってしまう高校生に向けて、今日から実践できる対策を
紹介します。
① スマホを机の上からなくす
最初に試してほしいのが、スマホを物理的に遠ざけることです。
「通知を見ないようにしよう」
「勉強が終わるまでは触らないようにしよう」
と思っていても、机の上にスマホが置いてあれば、つい手が伸びてしまうことがありま
す。
そこで、勉強を始める前にスマホを別の場所へ移動させましょう。
例えば、
・別の部屋に置く
・カバンの中にしまう
・家族に預ける
・手の届かない棚に置く
といった方法です。
特におすすめなのは、勉強する場所からスマホを見えない位置に置くことです。
スマホが視界に入るだけでも、通知が来ていないか気になってしまう人がいます。
机の上にスマホを置いたまま「見ないようにする」のではなく、最初から手が届かない
場所に置いておきましょう。
ただし、学校の連絡や家族からの緊急連絡を確認する必要がある場合は、必要な通
知だけ受け取れるように設定しておくと安心です。
② 通知を切るだけでなく、スマホを開くきっかけを減らす
スマホを遠ざけることが難しい場合は、通知の設定を見直してみましょう。
例えば、勉強中だけ「おやすみモード」や「集中モード」を使えば、不要な通知を減ら
せます。
SNS や動画アプリの通知も、勉強中はオフにしておくとよいでしょう。
ただし、ここで注意してほしいことがあります。
通知を切っただけで、スマホを触る習慣がなくなるとは限りません。
通知が来ていなくても、
「何か連絡が来ているかも」
「新しい投稿があるかも」
と気になって、自分からスマホを開いてしまう人もいます。
その場合は、通知の設定に加えて、アプリをすぐ開けないようにする工夫も必要で
す。
例えば、
・SNSアプリをホーム画面から外す
・アプリの使用時間制限を設定する
・勉強中はアプリの利用を制限する
・スマホを別の部屋に置く
といった方法があります。
スマホを開くまでの手間を少し増やすだけでも、何となく触ってしまう機会を減らせま
す。
③ 「勉強が終わったらスマホを見る」と決める
スマホを完全に禁止しようとすると、かえって気になってしまう人もいます。
そこで、スマホを使う時間をあらかじめ決めておく方法がおすすめです。
例えば、
数学を30分勉強する
↓
5 分間休憩する
↓
英語を30分勉強する
↓
休憩時間にスマホを確認する
という流れです。
このように、スマホを確認する時間を決めておけば、勉強中に通知が気になったとき
も、「今は勉強する時間。休憩になったら確認しよう」と考えやすくなります。
ただし、休憩中にSNSや動画を見始めると、予定より長く使ってしまうこともありま
す。
そのため、スマホを使う場合はタイマーを設定したり、休憩時間にすることをあらかじ
め決めたりしておくとよいでしょう。
もちろん、休憩時間にはスマホを使わず、ストレッチをしたり、飲み物を飲んだりする
のもおすすめです。
大切なのは、スマホを見るかどうかを勉強中に何度も考えなくて済むようにすること
です。
④ 勉強を始める前に「何をするか」を決めておく
実は、スマホを触ってしまう原因は、スマホそのものだけではない場合があります。
例えば、机に向かったものの、
「今日は何を勉強しよう……」
「数学と英語、どっちから始めよう?」
と考えているうちに、スマホを開いてしまうことはありませんか?
勉強内容が決まっていないと、何から手をつければよいのか分からず、勉強を始める
までに時間がかかってしまいます。
そこで、勉強を始める前に、今日やることを具体的に決めておきましょう。
例えば、
・数学の問題集を3問解く
・英単語を30個確認する
・学校で間違えた英文法の問題を解き直す
というように、行動が明確になる目標を立てます。
「数学を勉強する」だけでは、何から始めるかを考える必要があります。
一方、「数学の問題集を3問解く」なら、すぐに取りかかれます。
勉強を始めるまでの迷いを減らすことも、スマホ対策の一つです。
⑤ まずは15分、スマホを触らずに勉強してみる
スマホが気になって集中できない人は、最初から1時間、2時間と集中しようとする
必要はありません。
まずは15分だけ、スマホを触らずに勉強してみましょう。
その際、次のようなルールを決めてみてください。
① スマホを手の届かない場所に置く
② 15 分間でやる勉強を決める
③ タイマーを設定する
④ 15 分間は勉強だけに取り組む
例えば、英単語を30個確認する、数学の問題を2問解く、といった内容で構いませ
ん。
15 分間集中できたら、次は20分、30分と少しずつ時間を伸ばしていきます。
もちろん、最初から長時間集中できる人もいれば、短い時間でも難しい人もいます。
自分の状況に合わせて調整してみてください。
ここで意識してほしいのは、集中力を気合いだけで高めようとするのではなく、集中で
きる時間を少しずつ伸ばしていくことです。
また、スマホを触ってしまったとしても、そこで勉強を諦める必要はありません。
気づいた時点でスマホをしまい、勉強に戻れば大丈夫です。
⑥ それでもスマホが気になるなら、原因を考えてみる
ここまで紹介した対策を試しても、スマホが気になってしまうことはあると思います。
その場合は、なぜスマホを触ってしまうのかを考えてみましょう。
例えば、
① 勉強が難しくて、スマホに逃げてしまう
数学の問題が解けず、考えるのが嫌になってスマホを開いてしまうケースです。
この場合は、スマホ対策だけでなく、問題の難易度を調整したり、解説を確認してから
解き直したりする必要があります。
② 勉強内容が決まっていない
何をすればよいか分からず、ついスマホを触ってしまうケースです。
この場合は、勉強前にやることを決めておくと改善しやすくなります。
③ 疲れていて集中できない
部活動や学校生活で疲れていると、勉強に集中すること自体が難しくなります。
この場合は、短時間の勉強に切り替えたり、十分に休息を取ったりすることも必要で
す。
このように、スマホを触ってしまう原因は一つとは限りません。
だからこそ、単にスマホを禁止するだけでなく、自分がどんなときにスマホを触りたく
なるのかを確認してみてください。
原因が分かれば、対策も考えやすくなります。
まとめ:スマホに勝つには、意志よりも環境を変えよう
勉強中にスマホが気になってしまう。
そのたびに集中が切れて、思ったように勉強が進まない。
そんなときは、自分の意志が弱いと責める必要はありません。
まずは、勉強に集中しやすい環境を作ることから始めてみましょう。
今回紹介した方法をまとめると、
・スマホを机の上からなくす
・通知を切り、アプリを開くきっかけを減らす
・スマホを見る時間をあらかじめ決める
・勉強前に、やることを具体的に決める
・まずは15分間、スマホを触らずに勉強する
・スマホを触ってしまう原因を考える
という6つです。
いきなり全部を実践する必要はありません。
まずは、スマホを別の部屋に置くことからでも構いません。
そして、少しずつ自分に合った方法を見つけていきましょう。
勉強時間を増やすためには、机に向かっている時間だけでなく、集中して取り組めて
いる時間を増やすことも大切です。
スマホに振り回される勉強から、スマホを上手に管理する勉強へ。
今日の勉強時間から、一つだけ対策を試してみてください。
勉強に集中できる環境づくりから、一緒に考えませんか?
当塾(個別指導)では、生徒一人ひとりの学習状況や生活習慣を確認し、勉強時間を確保するための工夫や、無理なく続けられる学習計画を一緒に考えます。
「勉強を始めてもすぐに集中が切れてしまう」「何から手をつければよいか分からない」といった
悩みに対しても、原因を整理し、日々の勉強で実践できる具体的な方法を提案します。
ただ勉強時間を増やすだけでなく、限られた時間を有効に使い、学習内容を着実に身につけられるようサポートします。
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