すき間時間、何に使ってる?高校1・2年生から始める「受験勉強」の使い分け

こんにちは!個別指導塾Re:Study代表の伊藤です。

突然ですが、みなさんは学校への行き帰りの時間をどのように過ごしていますか?

電車やバスに乗っている時間。

駅まで歩いている時間。

学校が始まるまでの少しの時間。

こうした「すき間時間」は、毎日の生活の中に意外とたくさんあります。

「電車ではスマホを見ている」

「友達と話している」

「ぼーっとしている」

もちろん、休憩することも大切です。

しかし、毎日少しずつ積み重なる時間だからこそ、使い方を少し変えるだけで、受験勉強に大きな差が生まれます。

結論から言います。

すき間時間には、「短時間で区切れて、繰り返し取り組める勉強」がおすすめです。

逆に、数学の難しい問題をじっくり考えたり、長文読解に取り組んだりするような勉強は、まとまった時間に回した方が効率的です。

今回は、高校1・2年生におすすめの「すき間時間の使い方」を紹介します。

① 英単語は、すき間時間と相性がいい

まずおすすめしたいのが、英単語です。

英単語は、1回で長時間勉強するよりも、何度も繰り返して目にすることが重要です。

例えば電車で20分間移動するなら、

10分間 → 英単語を確認
残り10分 → 覚えているかチェック

という使い方ができます。

また、

朝の電車 → 100語
帰りの電車 → 朝の100語を復習

という方法もおすすめです。

ポイントは、「覚える時間」と「思い出す時間」を作ること。

単語帳を眺め続けるだけではなく、

「この単語の意味は何だっけ?」

と自分に問いかけてみましょう。

② 英文法の確認にも使える

英単語と同じように、英文法の復習もすき間時間に向いています。

例えば、

・時制
・助動詞
・受動態
・不定詞
・動名詞
・分詞
・関係詞

など、学校で習った文法を少しずつ確認していきます。

ただし、ここで注意してほしいのは、

「解説を読むだけ」で終わらせないこと。

例えば問題を1問見て、

「この問題なら関係代名詞を使うな」

「これは現在完了だな」

というように、自分で判断する練習をしてみてください。

短い時間でも、知識を「使える状態」にする練習ができます。

③ 古文単語もおすすめ

国公立大学を目指す高校生なら、古文単語もすき間時間におすすめです。

古文単語も英単語と同じで、

見る
↓
思い出す
↓
また忘れる
↓
もう一度覚える

という繰り返しが重要です。

電車やバスの中で、

「この単語、どういう意味だったっけ?」

と確認するだけでも構いません。

英単語と古文単語を曜日で分けるのもいいでしょう。

例えば、

月・水・金 → 英単語
火・木・土 → 古文単語

というように、自分が続けやすい方法を決めてみてください。

④ 「昨日間違えた問題」を見直す

すき間時間を、復習の時間として使う方法もあります。

例えば、前日に数学の問題を解いて、

「この問題、解けなかったな」

という問題があったとします。

次の日の通学中に、その問題の解説を確認します。

そして、

「なぜ自分は解けなかったのか」

を考えてみましょう。

ここで大切なのは、電車の中で実際に問題を解き切る必要はないということです。

例えば、

「この問題は二次関数の最大・最小だから、まず定義域を確認する」

のように、解き方を頭の中で再現するだけでも構いません。

そして、家に帰ってから実際にもう一度解いてみる。

このように、

すき間時間=復習
まとまった時間=演習

と使い分けるのもおすすめです。

⑤ 「今日やること」を決める時間にする

実は、すき間時間は勉強そのものだけに使う必要はありません。

例えば朝の電車の中で、

「今日は数学の問題集を5ページ進める」
「英単語を100語復習する」
「学校から帰ったら英語を30分やる」

と決めておきます。

すると、家に帰ってから、

「今日は何を勉強しよう……」

と考える時間がなくなります。

これは意外と重要です。

勉強を始めるまでに時間がかかる人は、勉強内容を決める時間と、実際に勉強する時間を分けてみてください。

すき間時間に「考える」。

家では「勉強する」。

この使い分けだけでも、勉強を始めやすくなります。

⑥ すき間時間に向いていない勉強もある

ここまで聞くと、

「じゃあ、すき間時間を全部勉強に使えばいいの?」

と思うかもしれません。

そういうわけではありません。

すき間時間には、向いている勉強と向いていない勉強があります。

すき間時間に向いているもの

・英単語
・古文単語
・英文法の確認
・暗記科目の復習
・間違えた問題の確認
・その日の勉強計画を立てる

一方で、

まとまった時間に向いているもの

・数学の問題演習
・英語長文
・国語の読解
・理科の計算問題
・過去問演習

などです。

特に数学の難しい問題を、

「電車の中で頑張って解こう!」

とすると、周囲の環境や時間の制限によって、かえって集中できないことがあります。

「すき間時間だから何でもやる」のではなく、勉強を使い分けることが大切です。

⑦ すき間時間を「全部勉強」にしなくていい

最後に、これも大切です。

毎日の移動時間を全部勉強にする必要はありません。

学校で一日勉強して、部活動をして、その上で帰りの電車でもずっと勉強。

これでは疲れてしまいます。

音楽を聴いたり、友達と話したり、何もせず休んだりする時間も必要です。

大切なのは、

「すき間時間を全部勉強する」ことではなく、「使える時間を少しだけ勉強に変える」こと。

例えば、

行きの電車20分 → 英単語
帰りの電車20分 → 休憩

でも十分です。

毎日無理なく続けられる方法を考えてみてください。

まとめ

すき間時間は、長時間の勉強をするための時間ではありません。

短時間で繰り返せる勉強に使うことがポイントです。

特におすすめなのは、

・英単語
・古文単語
・英文法の確認
・暗記科目の復習
・間違えた問題の見直し
・その日の勉強計画を立てる

などです。

一方で、数学の問題演習や英語長文など、集中して取り組む必要がある勉強は、家や自習室などのまとまった時間に行いましょう。

そして、高校1・2年生のうちから意識してほしいのは、

「勉強時間を増やす」だけではなく、「時間に合わせて勉強内容を変える」ことです。

電車に乗ったら英単語。

家に帰ったら数学。

休日は苦手分野の復習。

このように、生活の中で勉強を上手に振り分けられるようになると、限られた時間でも効率よく勉強できるようになります。

まずは明日の通学時間。

「この時間で何を勉強するか」

を一つだけ決めてみてください。

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